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古代中国の地理書。南山経、西山経、北山経、東山経、中山経(以上をまとめ五蔵山経という)、海外南経、海外西経、海外北経、海外東経(以上をまとめ海外四経という)、海内南経、海内西経、海内北経、海内東経(以上をまとめ海内四経という)、大荒東経、大荒南経、大荒西経、大荒北経、海内経(以上をまとめ大荒海内経という)からなる。五蔵山経は戦国時代(紀元前5-3世紀)以前に成立し、他は秦・漢時代(紀元前3-後3世紀)成立したと言われているが、成立年代、著者についての定説はない。ただし、一人の著者の作でないことははっきりしている。
五蔵山経は、中国国内の山を単位として構成され、直前に記された山からの相対位置、自然、動物、植物、鉱物等を整然と記載している。その中に、奇異な動物や神の記載があり、珍獣、怪物のネタ本として珍重されている。
海外四経は、中国周辺の諸外国に関する記述であり、国ごとに住民と産物が記載されている。
海内四経は、中国の辺境と崑崙山の実用的な地誌を記載している。
大荒海内経は、地理書というより神話、歴史書である。
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